本日は「イデコを選ぶときの手数料のポイント」をお伝えします
イデコを始めてその後運用していくにあたって、掛かる手数料には大きく二つの手数料があります。
まず一つ目は口座管理手数料です
管理手数料の内訳で、
国民年金基金連合会に支払う月額103円
事務委託先金融機関への支払手数料月額63円
上記の二つはどこの金融機関でイデコを申し込んでも同じです。
しかし、イデコの申し込み先の金融機関に支払う分の「運営管理手数料」が最大で年間5400円違います。
運営管理手数料ですが、資産残高が一定以上になると無料になる金融機関や、残高に関係なく無料の所もあります。
二つ目は投資信託に掛かる信託報酬手数料です。
これは、元本変動型の投資信託を保有しているときに掛かる手数料で、低い物は0.12%程度~高いものは2%を超えるものもあります。
長期投資に適しているのは、手数料が低い事が重要な条件になります。本来の投資から引かれる手数料が少なければより複利効果が発揮されるからです
よく「手数料が高くてもそれ以上のリターンがあればよいのでは?」と聞かれることがあります。
手数料が高くてリターンが高い商品はリスク(収益の振れ幅)が非常に高い傾向があります。こういった商品は短期で収益を求めるスタンスで選ぶことはよいと思いますが、長期投資でほったらかしの積立投資には向かないと考えています。
長期投資は、毎日基準価格を気にする投資では無いと考えているからです。
一喜一憂することなく、着実に将来の資金を作っていく長期積立投資は、手数料を低く抑え、リスクをコントロールすることが大切です。
自分で選べる手数料には管理手数料と信託報酬があることを知っておいていただければと思います。